IT関連の仕事で客先常駐をしている方は多いと思います。
SES企業やIT系の派遣です。
実際に常駐先に行かないと、職場の雰囲気が分からないですが、ホワイト企業かどうかは初日の1日目から分かることが多いです。
このような方向け
- 常駐先がどのような会社か不安がある方
- 現在の職場がブラックだと思っている方
ホワイト企業について
ホワイト企業かどうかは初日である程度判断が行えます。
ポイントとしては以下が挙げられます。
ホワイト企業だと感じるポイント
- 受け入れの準備が出来ている
- 連絡体制が明確になっている
- 常駐者も含めた社内研修がある
受け入れの準備が出来ている
受け入れの準備とは、仕事の説明をしてくれる方のスケジュールが組まれているか、仕事をするためのパソコンの準備、必要な書類関係の準備となっています。
初日に出勤して、何の仕事をすればいいのか内容を教えてくれる方が分からない、分かっていても予定が埋まっていて時間が取れない場合は準備できるまでの日数が無駄になります。
業務のトラブルや、たまたま忙しくて翌日説明する時間を予定している、などの場合は仕方がないですが。
パソコンなどの備品準備もそうですが、このように予定がそもそも組まれていない場合は、仕事ができるできないは別でとりあえず頭数(人数)を入れておけという職場が多いです。
逆に受け入れの準備が出来てる、初日から仕事ができる環境が出来ている場合はホワイト企業の可能性が高いです。
仕事の説明をする方の工数を割いてまで受け入れの予定を入れている、そういったスケジュール管理が出来ているためです。
また、入る方を単に頭数をそろえるだけではなく、仕事の工数として考えられているためです。
連絡体制が明確になっている
仕事の報告先、連絡先、相談先が明確になっていることです。
基本的なことですが、意外と明確になっていない、またはカタチだけになっている会社は多くあります。
SES契約か、派遣契約かにもよりますが、仕事内容によっては上長(管理者)に判断をしてもらう必要がある事が多くあります。
どういった体制で仕事をしているか、などの説明を明確にしてくれる職場はホワイト企業の判断の一つだと考えられます。
常駐者を含めた社内研修がある
常駐先で社内研修があり、かつ社員だけではなく常駐者も参加必要になってる職場です。
研修の内容ですが、技術研修ではなくハラスメントについての研修やヒューマンスキル系の研修になります。
このような研修を社員やその他常駐者の隔たり無く参加させるような会社は、働きやすい環境を作ろうと努力しているためです。
働く側の心構えについて
働く側、常駐する側も意識をしておくべきポイントはあります。
当然のことばかりなのですが、以下のようなポイントがあります。
働く側の心構え
- 報告、連絡、相談は必須
- 遅刻は厳禁
- 資格取得などの自己啓発は必要
報告、連絡、相談は必須/遅刻は厳禁
社会人として当然のことです。
しかし、営業担当者の方から聞くと、当然のことが出来ていない人も一定数いるみたいです。
また、業務に関して報告や相談をしたくても、誰にして良いか分からない企業も多くあります。
(ホワイト企業のポイントとして挙げた「連絡体制が明確になっている」に当てはまらない企業です。)
そのような場合は、真っ先に報告や相談先について明確にしましょう。
SESの場合は、同じ会社の人から情報を貰う、派遣の場合は営業担当者に相談する等です。
そして、体制が明確にし、漏れが無いように報告、連絡、相談を行うことを心がけましょう。
資格取得などの自己啓発は必要
現在の仕事に関する勉強、可能な場合は、関連資格の取得を目指しましょう。
また、働いている企業の独特な知識(技術だけではなく、現在の構成や仕組みなど)は理解できるよう、常に意識しましょう。
SESや派遣は数年で常駐先が変わるため、同じ職種であっても仕事内容もがらりと変わる可能性が高いです。
資格取得で得られるテンプレート的、教科書的な知識だけで満足していると、仕事がなくなる可能性も出てきます。
さいごに(常駐先がホワイト企業かどうか)
常駐先の会社がホワイト企業かどうかを判断するポイントを記載しました。
あくまで一例ですが、SESや派遣で働いている経験をもとにしています。
ホワイト企業の定義を、残業がない、仕事が楽、などと考えている方も居ると思います。
その環境で、ずっと働き続けることが出来るならば良いと思いますが、SESや派遣では難しいと考えています。
次に繋がる知識をつけることができ、また報告や相談できる体制が整っている職場の方が、多少残業があってもホワイト度が高いと考えています。