古くなったパソコンを処分する場合、どのような方法があるのか迷います。
実際に処分を行った際に調べたこと、行ったことをまとめましたので記載します。
このような方向け
- 不要になったパソコンを処分したいと思っている方
- パソコンを処分する際に何をすれば良いのか分からない方
パソコンを処分する際に必要なこと
パソコンを処分する際、リサイクル料金が必要となっています。
しかし、探せば無料で対応をしてくれる業者も多く存在しています。
まずは無料で処分をしてくれる業者を探してみましょう。
また、パソコンには多くの個人情報が入っています。
データ削除を業者側でしてくれるところもありますが、こちらも有料の場合があるので、自身で対応した方が良いです。
処分のために行うこと
- パソコン処分を行ってくれる業者を探す
- パソコンのデータ削除を行う
パソコンの処分業者について
無料でパソコン処分してくれる業者は探せば多く存在しています。
家電量販店であるヤマダ電機でも無料回収を行っています。
また、お住いの市町村で無料回収を行っていないかも確認をした方が良いです。
住んでいる市町村名+パソコン処分などで検索して、処分サービスを行っていないかを確認してみてください。
処分業者を探す
- 住んでいる市町村で無料パソコン回収をしていないか調べる
- 近くの家電量販店で無料パソコン回収をしていないか調べる
パソコンのデータ削除について
パソコンは個人情報の宝庫です。
パソコンで銀行口座にアクセスしている、メールを使用している、特定のサイトに自動でログインできるようにブラウザにパスワードを保存している。
このような個人情報を守るためにはデータの削除が必須となります。
業者に依頼を行い、有料で削除してもらうことは可能ですが、個人でも十分に対応が可能です。
データ削除方法は色々とありますが、実際に行った手順をいかに記載します。
1)USBまたはCD-Rを用意する
データ削除するためのツールとして「wipe-out」を使用します。
検索していただくとかなり有名なツールで、他のサイトでも紹介されています。
このツールですが、USBメモリもしくはCD-Rに書き込んで使用するため、USBメモリかCD-Rを準備します。
USBメモリは書き込みを行う際に空になるため注意してください。
2)「wipe-out」を入手する
「wipe-out」は以下より入手が可能です。
ハードディスク消去ツール「wipe-out」― 超消わいぷたん (wheel.gr.jp)
USBを使用するか、CD-Rを使用するかによってダウンロードするファイルが異なるため、適切なファイルを取得します。
3)USBメモリ書き込みツールを入手する
ここではUSBメモリへの書き込み方法について記載します。
USBメモリ書き込みツールも種類がありますが、「USBWriter」がシンプルで簡単です。
USBWriter のダウンロードと使い方 - k本的に無料ソフト・フリーソフト (gigafree.net)
使用方法は記載することも不要なくらいシンプルで、書き込むファイル(ダウンロードしたwipe-outファイル)と書き込み先(USBのドライブ)を選択するだけです。
4)BIOSでブートの設定を行う
BOS画面のブート設定を行い、USBメモリ、またはCD-ROMから起動を行います。
wipe-outが起動し、選択画面が表示されます。
途中、選択画面が表示されますが、何も操作を行わずデフォルト設定のまま起動を行います。
メインメニュー表示後、削除方法を選択します。
削除方法に迷う場合は、「複数回上書きして、このディスクのデータを念入りに消す」を選択で問題ないです。
削除にはかなり時間がかかりますので、時間的に余裕があるときに行う、または夜に実行して放置します。
複数のディスクがあるパソコンの場合は、「別のディスクを選択する」から削除対象のディスクを選択してから削除操作します。
USBブートについて
古いパソコンの場合、USBブートを行うためにBIOS上の設定を行う必要があります。
ASUSのP5Bというマザーボードで自作したパソコンの場合は、ブート設定からUSBメモリを選択することができませんでした。
しかし、以下の設定を行うとUSBメモリをブート設定から選択が可能となりました。
AdvancedのUSB設定を変更
BIOS画面にて以下の設定をします。
- 1.BIOS画面にて「Advanced」タブに遷移する
- 2.「USB Configuration」を選択する
- 3.「USB Mass Storage Device Configuration」を選択する
- 4.Emulation Typeにて「Hard Disk」を選択する
Boot設定にてUSBメモリを先頭に変更
BIOS画面の「Boot」タブのブート順設定にて、USBメモリが選択できるため、先頭にUSBメモリを設定します。
ブート順は3つ選択ができるのですが、1番目はUSBメモリ、2番目はCD-ROM、3番目は未設定としました。
さいごに(パソコン処分の方法まとめ)
パソコンの買い替えを行った際、古いパソコンを処分することが多いと思います。
パソコンには個人情報が詰まっているため、適切な方法で削除が必要です。
無料で処分を行ってくれる業者も多く、また、役所が無料回収してくれる場所もあります。
データ削除も自身で行えば無料で対応が可能なため、必ず行うようにしましょう。
個人で対応が難しい場合は、有料でもデータ削除は依頼をしておいた方が良いです。
パソコンを処分した時の実際の方法をまとめました。同じように処分に迷っている方の助けになれば幸いです。