仕事をしていると客先や上司からのプレッシャーがあるはずです。
仕事環境にもよりますが、このプレッシャーに耐え切れずに辞めてしまおうかと考えている方も多いはず。
このような方は、原因と、プレッシャーを和らげる考え方をした方が良いです。
このような方向け
- 日々の仕事でプレッシャーがあり体がもたないと感じている方
- プレッシャーが原因で転職を考えている方
書いた人の経歴
中小規模のSES企業にて約20年間働いたのち、同じIT業界の派遣(無期雇用)に転職。テストからテスト設計、サーバ系の運用保守から設計まで様々な会社を転々としながら経験を積んできました。SES企業の現実、良い点も悪い点も経験済です。
プレッシャーの原因を考えてみる
プレッシャーにも色々な種類があります。
良いプレッシャーもあれば悪いプレッシャーもあります。
多くは以下のような原因になると考えられます。
原因
- 立場(役職)が変わったため
- 完璧主義者の為
- 周囲からの圧力があるため
立場(役職)が変わったため
立場が変われば責任も増え、仕事の内容も変わります。
当然、自分にかかるプレッシャーは大きくなり、ストレスに感じるはずです。
しかし、これは良いプレッシャーだと思われます。
同じ仕事をずっとしていたいと思っていたとしても、会社で働いている以上、年齢が上がると責任も増えます。
完璧主義者のため
性格的に完璧主義者はプレッシャーがかなりのストレスになると思われます。
少しのミスも無いように常にピリピリした状態で、気が休まるときが無い。
これはどちらかというと、良いプレッシャーではないかと考えています。
仕事をする上で、ある程度完璧を求めるのは当然ですし、行き当たりばったりの仕事をしている方より評価はされるはずです。
周囲からの圧力があるため
周囲からのプレッシャーですが、良い場合と悪い場合があります。
期待される、というプレッシャーならまだ良いですが、仕事の監視をされるような場合は悪いプレッシャーと考えられます。
ミスが無いかを常にチェックされている、ミスがあると叱責されるなど。
その為、常に余裕が無くストレスがかかり続けている状態です。
プレッシャーを和らげるために
プレッシャーを和らげるためには考え方を変えることが一番です。
しかし、悪いプレッシャーの場合は、そこから離れることをおススメします。
もう少し自分を甘やかしてあげる
真面目で責任感のある人ほど、プレッシャーを感じてしまいます。
完璧に仕事をすることも必要ですが、人間ですのでミスは必ず発生します。
自信を追い詰め過ぎず、もう少し楽に考えて仕事をすることを覚えるようにしましょう。
プレッシャーを感じているということは、十分に頑張っているという証拠です。
他人からのプレッシャーは変えようが無いと考える
他人から与えられるプレッシャーは、残念ですが和らげる方法はありません。
他人の考えを変えることは出来ないためです。
その為、仕事を辞めたいと考える位の悪いプレッシャーの原因が、他人である場合は、その人から離れることに全力を注ぐべきです。
部署の異動や、上司、客先常駐の場合は営業あてへ相談することをおススメします。
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辞める・転職も一つの方法だが
退職する、転職するのもプレッシャーを和らげる方法の一つです。
しかし、転職活動にも大きなプレッシャーはかかります。
転職活動はストレスがかかる
多くの方は、仕事を継続しながら転職活動を行います。
転職先候補を調べたり、面接の為に日程を空けたり、また、多くの会社から落とされたりと、転職活動は肉体的にも精神的にも疲れます。
仕事のプレッシャーから離れるために転職を行っているのに、今度は転職活動で大きなプレッシャーがかかることになります。
そこを理解していないと、転職活動自体もうまくいきません。
転職先で働く場合のプレッシャー
転職先が決まったとしても、初めての出勤する場合はプレッシャーが大きくなります。
中途採用、キャリア採用のため、職場では即戦力として扱われます。
初めての職場で、仕事の勝手も分からない場所で、成果を求められるという事です。
今のプレッシャーから離れるために転職したのに、転職先ではそれ以上のプレッシャーがのしかかっている可能性もあります。
さいごに(仕事のプレッシャーで辞めたいと考えている方へ)
仕事のプレッシャーが原因で仕事を辞めたいと考えている方は、一度、自身の仕事に対する考え方を変える努力をしてみてください。
もう少し楽に考えてもいいはずです。
辞めることはいつでも出来ますし、転職して楽になる保証もありません。
ただ、職場環境が悪く、悪いプレッシャーが常に他人からかかっている場合は、異動や転職を考えてみてください。
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