新しい職場で働き始めた際、過去の経験を基に仕事をすることが多くなります。
転職先、常駐先の方もその経験や何かの実績があるから採用したはずですので当然です。
しかし、過去の経験に囚われ過ぎてしまうと失敗してしまう場合があります。
なぜかというと、転職先、常駐先ではその会社独自のルールや仕組みがあるためです。
このような方向け
- 新しい職場で働き始める方
- 仕事に対して自分のやり方を持っている方
書いた人の経歴
中小規模のSES企業にて約20年間働いたのち、同じIT業界の派遣(無期雇用)に転職。テストからテスト設計、サーバ系の運用保守から設計まで経験しています。
過去の経験に囚われ過ぎないように
過去の実績や経験を理由に転職や常駐先が決まることが多いです。
その為、新しい職場ではその経験を活かすように働くことを当然期待されていると考えます。
しかし、会社にはそれぞれ独自のルールや仕組みがあり、それを理解する前に過去の経験だけを頼りに仕事をすると失敗してしまう可能性が高いです。
注意すべき点としては以下の様な考え方、言葉があります。
注意すべきポイント
- 「~だろう」「~すべきである」と考えてしまう
- 「普通」という言葉を使ってしまう
どちらも過去の経験が基準になっています。
過去の経験を全て活かすことができるのは、過去の会社だけです。
新しい転職先や常駐先では経験の全てを活かすことはできないことを理解しておきましょう。
過去の経験を活かすために
経験を活かすためには、新し職場のルールを理解する事が必要です。
ルール自体に問題点がある場合は、それを指摘し、正しいと思うルールに直すことも必要ですが、最初は理解することから始めましょう。
(ルールを見直すための役職として採用された場合はその限りではありませんが)
会社のルールを理解した上で、過去の経験からより良いルール、作業方法を提案してください。
ポイント
- 経験を活かすために、最初は職場のルールを理解する
最後に(経験は上手に活かそう)
経験や実績があればあるほど、「普通」や「前の職場では」という言葉を使用します。
以前の職場で「普通」であったことは、今の職場で「普通」ではない可能性があることを理解できていないためです。
会社によって使用しているツールやフロー、また障害に対する考え方でさえも異なることは当然あります。
ルールを理解する前に過去の実績だけ、過去の職場の「普通」だけで仕事を進めてしまうと失敗してしまう事が多いため注意してください。
関連する記事