転職をする理由には色々とあります。
給料が低い、もっとスキルを磨きたい、上司と合わないなどです。
その中でも、現在の仕事が面白くなく、もっとやりがいのある仕事に転職したいという方も居るはずです。
ただ、この考え方は私個人としては転職しない方が良いです。
このような方向け
- 現在の仕事に興味を持てない方
- もっとやりがいのある仕事をしたいと思っている方
書いた人の経歴
中小規模のSES企業にて約20年間働いたのち、同じIT業界の派遣(無期雇用)に転職。テストからテスト設計、サーバ系の運用保守から設計まで様々な会社を転々としながら経験を積んできました。
やりがいのある仕事への転職
やりがいを求めて、自分の求める仕事が明確にイメージできている方は転職しても良いと思います。
イメージが出来ている方は、その仕事について色々と調べたり情報を収集して知識があると思われるため、転職の面談も通過すると思います。
しかし、イメージが明確に持てていない場合は、やりがいを求める転職は行うべきではないと考えています。
理由は単純で、現在の仕事になる気が出ない、他の仕事の方がやりがいがありそう、と「隣の芝は青く見える」状態である可能性が高いためです。
転職先の仕事の内容、調査をせずに転職してしまうとイメージとのギャップがあり過ぎて、やる気がでない、面白くないという状態になりかねません。
やりがいを何処で見つけるか
自分自身の満足のいく「やりがい」が明確になっていない場合は、現在の社内で出来る限りのことをすることをおススメします。
また、仕事以外で見つけられることもあるはずです。
現在の社内で見つける
初めに行うべきことは、やる気が出ない理由を明確にすることです。
現在在籍している会社で本当に求めていることが出来ないのかを考えてみてください。
もっと責任のある位置で仕事をしたい場合は、上司にその旨を伝えてみる。
特定の技術の案件を実施したいのなら、そのような業務をしている課に異動願いを出す。
そのような課が無い場合は、自己啓発で関連する資格を取得する。などです。
転職はリスクがありますし、場合によっては年収が下がる場合もあります。
その為、可能な限り転職はせずに今の会社の中で出来ることを試してみましょう。
仕事以外で見つける
仕事が面白くなくても、仕事はこのようなものと割り切って考え、プライベートを充実させるのもアリです。
プライベートが充実すると、面白くないと思っていた仕事も頑張れることが多々あります。
また、そこから明確にイメージできる仕事、転職先を見つけることが出来るかもしれません。
転職活動を行う場合(イメージを明確にする)
転職先のイメージが明確ではない場合、個人的には転職することはおススメしません。
しかし、転職活動をしながら、やりがいのある仕事を見つけようと考えている場合は、一旦転職サイトなどでどのような仕事があるのかを調べることをおススメします。
ある程度、次にやりたい仕事のイメージが出来たあと、次の仕事で何をしたいかが明確になったあとで転職エージェントへの切り替えをおススメします。
転職エージェントへの登録を仕事のイメージが出来た後にする理由は、最初に面談があり、転職者へ色々とヒアリングが入るためです。
今の仕事に興味が無い、なんとなく、でも求人の紹介をしてくれますが、正直なところ良い求人は無いと思います。
転職エージェントは、登録している企業から人を紹介することで報酬を貰っていますが、数か月の在籍が条件となっています。
その為、入社してすぐに辞められると報酬が発生しません。
企業からのイメージも悪くなるため、明確な転職先をイメージできていない人には良い求人は紹介されないと考えています。
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さいごに(やりがいは社内、プライベートで見つけることをおススメします)
仕事のやる気がおきない、おもしろくない、という理由で転職活動を行っても失敗してしまう可能性があります。
現在の会社で出来ることはあるかを考えて、また仕事と割り切ってプライベートを充実させてみることをおススメします。
それでも、転職を考える場合は、最初に転職サイトへの登録を行い、求人を出している会社の情報収集を行いましょう。
転職には多くのリスクがありますし、時間も労力もかかります。
失敗したなと、あとで思わないように、現在の環境で出来ることを考えてみてください。