夜だけど、録画しておいたテレビを楽しみたいな
音量大きくし過ぎると近所迷惑になるけど、大きな音量で楽しみたい
録画したテレビを見たいけど、夜などで音量が気になる人は多いと思います。
マンション暮らし、子供が隣の部屋で寝ている、夜だけどある程度の音量で楽しみたい、など。
新しいテレビの場合は、最初からテレビの音声出力にBluetooth出力が付いているものもありますが、型落ちのテレビの場合は付いていないものが多いです。
そんなテレビにBluetooth送信機を付けて音声を無線化し、夜でもテレビを楽しめるようにしました。
無線化するBluetooth送信機と、Bluetooth対応のイヤホンがあれば簡単にできますよ。
無線化のために必要な機器
ポイント
光デジタル入力があるBluetooth送信機
ワイヤレスイヤホン(Bletoothイヤホン)
まず必要なのは、テレビの音声を無線化するための機器になります。
私が選んだBluetooth送信機は以下「TT-BA09 Pro」という機器になります。
選んだ理由は
- 光デジタル入力がある
- aptX Low Latency対応
- 2台のワイヤレスイヤホンと接続ができる
となっています。
光デジタル入力がある
光デジタル出力の音量はテレビのスピーカーから出る音量とは別のため、テレビの音量を消音にしても、「0」にしても光デジタル接続した機器からは音量を出すことができます。
音量調節はワイヤレスイヤホン側で操作をすることになります。
映像は映っているが、テレビ自体から音は出ていない。
しかし、ワイヤレスイヤホン側からは正常に音が聞こえる状態となります。
その為、Bluetooth送信機を選ぶ際は「光デジタル入力」があるものを選ぶ必要があります。
aptX Low Latency対応
aptX Low Latencyは遅延が非常に小さいコーデックになります。
コーデックとは?と難しい話になりますので、Bluetooth送信機とワイヤレスイヤホンを繋げる規格程度で考えてください。
ワイヤレスイヤホン側もaptX Low Latencyに対応している必要があるので、こだわりがなければ気にするポイントではないと思います。
ただ、遅延がほぼ無いaptX Low Latencyを有効活用したいのであれば、対応するワイヤレスイヤホンをお勧めします。
ちなみに、私は以下のイヤホンを購入しました。
2台のワイヤレスイヤホンと接続が可能
2台のワイヤレスイヤホンとの接続が可能です。
子供が寝た後に、夫婦でドラマとか見れると思い、ポイントとして入れました。
設置について
テレビの光デジタル出力(Optical Out)とBluetooth送信機の光デジタル入力(SPDIF IN)を光ケーブルで接続する
購入したBletooth送信機(TT-BA09 Pro)には光デジタルケーブルが入っていますので
- テレビの光デジタル出力(Optical Out)
- Bluetooth送信機の光デジタル入力(SPDIF IN)
を光デジタルケーブルでつなぎます。
Bletooth送信機の横にあるスイッチを「TX」にする
「送信機」として使用するため、スイッチは「TX」側にしてください。
あとは、USB-Cの電源をさして、Bluetooth送信機側の接続は完了です。
ワイヤレスイヤホンとの接続
Bluetooth送信機の「ON/OFF」ボタンを3秒長押しでペアリングモードになります。
下の画像の「A」が早い点滅の状態になります。
ワイヤレスイヤホン側で接続操作を行えば接続可能です。
接続状態はランプで確認が可能です。
「A」が点灯:1台のワイヤレスイヤホンと接続中
「A」「B」が点灯:2台のワイヤレスイヤホンと接続中
「SBC」が点灯:SBCコーデックで接続中
「APTX」が点灯:aptXコーデックで接続中
「LL」が点灯:aptX Low Latencyコーデックで接続中
注意点
注意点
光デジタルケーブルは折れやすいため、あまり曲げないようにする
充電コネクタが必要
光デジタルケーブルは折れてしまうと使えなくなるため、曲げすぎには注意して接続を行ってください。
また、電源をコンセントからとる場合は、充電コネクタ(コンセントとUSBの変換コネクタ)が必要になっています。
100均でも売っていますね。
まとめ
ポイント
Bluetooth送信機を常時ONにしている場合、ワイヤレスイヤホンの電源をONするだけで接続が出来る
Bluetooth接続は一度接続をしてしまえば、その後は電源ONするだけで自動接続されます。
その為、ワイヤレスイヤホンで聞きたい時にすぐに聞けるのが良いですね。
ただ、ワイヤレスイヤホンをスマホ等の他の機器とBluetooth接続している場合は、そっちに繋がってしまうこともあるので注意してください。
電源を入れたのに音声が聞こえない、という場合はスマホなどを確認してみてください。
ポイント
好きな音質のワイヤレスイヤホンを使用できる
ワイヤレスイヤホンですが、商品によって音質が大きく異なります。
高音が強い、低音が強い等。
自分の好みの音質のイヤホンを使えるのはメリットだと考えています。
購入の際は、実際の視聴できる店舗等で聞いてみるのが良いと思います。
こだわりが無い場合は、安価なワイヤレスイヤホンで良いと思いますが、aptXコーデックに対応している商品を選んだ方がいいですよ。
それ以外のSBC等のコーデックしか対応していないイヤホンを使った場合は、映像と音声のズレが気になる位、おおきくなりますので。
設定が不安やBluetooth接続がよくわからないという方は、いろいろとデメリットはありますがネックスピーカーがお勧めです。