転職活動で転職エージェントを利用している方は多いです。
利用者は基本的に無料で転職に対する相談や、会社との取り次ぎ、年収交渉までしてくれるので利用しない理由は無いでしょう。
ただし、無料だからと言って基本的なマナーを守っていない方も多いようです。
当然のことですが、最低限のマナーを守って転職エージェントは利用しましょう。
このような方向け
- 転職エージェントを利用しようと思っている方
- 登録は行ったが、仕事が忙しく放置状態になっている方
書いた人の経歴
中小規模のSES企業にて約20年間働いたのち、転職エージェントを利用して同じIT業界の派遣(無期雇用)に転職。テストからテスト設計、サーバ系の運用保守から設計まで経験しています。
転職エージェント利用の際のマナーとは
マナーと言っても特別なことは必要ありません。
社会人として一般的、常識的な事が出来ていれば問題ないです。
具体的には以下になります。
ポイント
- 不在着信への折り返しやメールの返信を行う
- 予定が変更になった場合の連絡(ドタキャンしない)
不在着信への折り返しやメールの返信を行う
利用者の希望にあった求人の連絡や、履歴書の確認など、転職エージェントを利用すると連絡を取る機会も増えます。
仕事をしながら転職活動を行っている方は電話に出れない、またメールへの返信が直ぐに出来ない場合もあります。
ただ、仕事が終わった後や帰宅後に連絡することは可能だとは思いますので、忙しくても2~3日中には折り返し連絡を行うようにしましょう。
1週間や2週間も放置する、などは当然ですが常識的にも止めた方が良いです。
予定が変更になった場合の連絡(ドタキャンしない)
エージェント担当者との面談や相談、企業との面接予定が入っていても仕事の都合で変更が余儀なくれることもあるはずです。
調整済の日程に変更が必要となった場合は、すぐにエージェント側へ連絡を入れるようにしましょう。
特に企業との面接を予定していた日程に対して都合が悪くなった場合は早急に連絡が必要です。
ドタキャンしてしまうと、今後の転職活動に影響もしてきますので、調整済の日程の変更がある場合は必ず連絡をしてください。
ドタキャンは面談してくれる会社にも、エージェント担当者にも非常に迷惑が掛かってしまうことを理解しておきましょう。
転職活動の方針に変化があった場合は連絡をする
転職活動を続けていると、考え方が変わることもあります。
次のような場合はエージェント側に連絡をして、お互いに無駄な時間を省くようにしましょう。
ポイント
- 仕事が忙しく、エージェント側と連絡が取りにくくなった場合
- 転職自体を止める、または一時的に転職活動を停止する場合
- エージェント側の担当者が合わないと感じる場合
仕事が忙しく、エージェント側と連絡が取りにくくなった場合
仕事をしながら並行して転職活動を行っている方も多いと思います。
緊急の仕事や、トラブル、プロジェクトの開始などで忙しくなり連絡を取る時間が無くなる場合もあります。
このような場合は、エージェント側から良い条件の求人を紹介されても考えるだけの余裕がありません。
一度転職活動を停止し、仕事を優先する等の対応を行った方が良いです。
どちらも頑張って、仕事も転職活動も中途半端になることを避ける為です。
転職自体を止める、または一時的に転職活動を停止する場合
転職活動を行った結果、現在の会社に残る判断をする場合もあります。
また、転職活動を行う時間が無く、活動を少し中断する場合もあります。
このような時はエージェント側へその旨を伝えるようにしましょう。
連絡を行わないと転職活動を止めたにも関わらずエージェント側から連絡が来る場合もありますし、またエージェント側へ返信もしなくなると思いますので印象も悪くなります。
エージェント側の担当者が合わないと感じる場合
担当してくれる方も人なので、当然性格の合う合わないがあります。
また、形式的な回答しか貰えず、信用できない方も居ます。
このような場合は、担当を代えてもらうようにしましょう。
転職エージェントを利用した場合、担当者の連絡先とは別に相談窓口的な連絡先も連携されます。
そちらに連絡をして、こういった理由で担当を代えてほしいと伝えれば大丈夫です。
何か信用できないと感じる担当者と転職活動を行うよりも、信頼できそうな担当者と行った方がはるかにいい結果がでるはずです。
さいごに(マナーを守って転職活動を行う)
転職活動を行う際には転職エージェントを活用した方が良いです。
無料で利用することができますし、相手企業先との面接調整、年収調整等も行ってくれるためです。
しかし、社会人としてのマナーは守るようにしましょう。
電話の折り返しや、メールの返信など、社会人なら当然のことです。
大変な転職活動を少しでもスムーズに、また納得のいく転職ができるように、転職エージェントはマナーを守って利用してください。