新しい仕事先が決まり転職できた後は、一から人間関係を築いていく必要があります。
40代の場合は、年齢層が高いため色々と苦労すると思われます。
方法は色々とあると思いますが、まずは前職の転職理由である人間関係を反面教師にすることをおススメします。
このような方向け
- 転職理由の一つに人間関係があった方
- 40代転職後の人間関係が気になる方
書いた人の経歴
中小規模のSES企業にて約20年間働いたのち、同じIT業界の派遣(無期雇用)に転職。テストからテスト設計、サーバ系の運用保守から設計まで経験しています。
転職理由となった人間関係を反面教師にする
同僚や上司と考え方が合わなかった。
話を聞いてもらえず、一方的に高圧的な態度をとられた。
人間関係は難しいですよね。
しかし、仕事をする上でコミュニケーション、人間関係は必須です。
大きな企業では、人とのコミュニケーション、考え方などの研修を行っているところもありますが、なかなか浸透していないのが現状です。
では、どうやって良好な人間関係を築けばいいのか。
これは、何が正しい、という正解を探すと難しくなります。
なぜなら、色々な性格の人が居るので、正解は人の数だけあるためです。
その為、正解を探すのではなく、失敗を避けるような方法をとることをおススメします。
人間関係が原因で転職をされたのなら、転職の原因となった不満と感じていたことを転職先でしなければいいのです。
転職前の会社の性格が合わなかった上司や同僚などを反面教師にするようにしましょう。
意識しておくべきポイントについて
ポイントとしては以下の様な基本的な事ばかりなのですが、意外とできない人が多いです。
一度自分自身の言動を振り返ってみてください。
ポイント
- 相手の話を聴く
- 話し過ぎない
- アピールは場所と立場を考える
相手の話を聴く
相手の話を最後まで聞いて理解することはできていますか。
話を途中で遮る、話を理解しようとしない人は多くいます。
誰もがスピーチの様に理解しやすい説明を出来るわけではありません。
また、話を遮ることで本当に話したかった内容からずれてしまう事もあります。
話を最後まで聴き、相手が何を伝えたかったのかを理解するようにしましょう。
話し過ぎない
話しが横道に逸れてしまい、始めの話の趣旨から外れる方がよくいます。
世話好き、講師など人に教えることが好きな人などに多いと思います。
知識があると、つい経験談やプラスアルファの情報を言ってしまうのですが、本当にその情報が今必要なのかを考えてみましょう。
相手が少し確認のつもりだったにも関わらず、10分15分と不要な情報まで話してしまうと時間の無駄になります。
アピールは場所と立場を考える
自身の技術力や実績をアピールすることは大切です。
しかし、場所と立場を考えましょう。
場所を間違えると、単なる自慢、マウントを取っているだけの様に思われてしまう可能性があります。
さいごに(過去の人間関係を反面教師にする)
転職先で一から人間関係を築くのは大変です。
良い関係を築くために、正解は人の数だけあるため、見つけることは難しいですが、失敗を避ける方法は見つけやすいです。
それは過去に自分自身がされて辛かったことをしないことです。
人間関係が原因で転職した方ならば、過去の上司や同僚を反面教師にすることで、良い関係を築きやすいはずです。