転職

SES企業か調べる方法(会社情報やクチコミサイトを参照する)

IT業界に就職、転職する際にSES企業を避けたいと考えている方も多いと思います。

この業界は多くがメーカーなどからの発注を受けて仕事をしているため、SES企業、派遣会社の比率が高くなっています。

はっきりと判断することは難しいですが、ホームページに記載されている会社情報やクチコミサイトを参照することである程度分かります。

このような方向け

  • SES企業かどうか判断する方法を知りたい方
  • 客先常駐の働き方をしたくない方

書いた人の経歴

中小規模のSES企業にて約20年間働いたのち、同じIT業界の派遣(無期雇用)に転職。テストからテスト設計、サーバ系の運用保守から設計まで様々な会社を転々としながら経験。SES企業の現実、良い点も悪い点も経験から分かっています。

SES企業か判断する方法

SES企業かどうかを判断する確実な方法は無いですが、ある程度調べることはできます。

以下の2点から調べることです。

調べるポイント

  • ホームページに記載されている会社情報から判断する
  • クチコミサイトを参照して判断する

ホームページに記載されている会社情報から判断する

当然の情報にはなりますが、会社のホームページより判断を行います。

何かの製品、ソフトウェアを作成している会社なら自社商品紹介をしています。

自社開発を行っている会社はSES企業である可能性が低くなります

また、売上と社員数からも判断できます。

SES企業の場合は、常駐させた社員数が売上額になるため、社員数×1000万円位が会社の売上であることが多いです。

クチコミサイトを参照して判断する

転職会議などの会社のクチコミサイトを利用します。

実際にその会社で働いていた方、現在働いている方が書き込める掲示板の為、どのような働き方なのかが分かります。

SES契約や派遣契約で客先常駐してました、などの記載もあるので容易に判断が可能です

クチコミサイトに登録自体がない会社の場合は、新設の会社か、社員数が非常に少ない会社であることが多いです。

【重要】SES企業を避けたければIT業界から離れてみる

SES企業を避けたい理由は客先常駐だと考えています。

客先常駐以外の働き方となると、自社開発をしているか、社内のシステム情報課などの社内SEが代表的です。

IT業界として絞ってしまうと、社内SEが候補から外れてしまう可能性が高くなります。

どのような業界でも、いまやIT技術は外せないため、規模が大きければ自社内で社内SE、情報システム課などの専門部署はあるはずです。

客先常駐を避けるためにはそういった視野を広げた就職先、転職先を探すことをおススメします

社内SE、社内のシステム課を探すには

会社情報を調べてもいいですが、時間がかかりすぎます。

時間を有効活用するには、社内SEを多く扱っている専用の転職サービスを利用するのが一番です。

社内SE、社内のシステム課へ入るには

知識が無い状態で社内SEやシステム課で働くことは正直難しいです。

小規模の会社の場合は、社内のIT全般の相談役、問い合わせ先になるため当然知識は必要になりますし、大規模の会社の場合は、SES企業や派遣社員を使う側の立場になります。

依頼先の仕事内容をチェックする立場の為、当然知識は必要になります。

その為、現実的には数年間はIT企業で働き、基礎知識を付けた上で転職することが良いと考えています。

実際、社内SEやシステム課の人は転職で入られる人が多いです。

転職することを前提に、数年間はSES企業であることを理解して、勉強や経験の為だと割り切って働くのも一つの方法です。

さいごに(SES企業かの判断はクチコミサイトや企業情報から)

SES企業かどうかを判断するためには公開されている企業情報やクチコミサイトを利用することをおススメします。

また、客先常駐が嫌でSES企業を避けている場合は、IT業界に絞らず別の業界の社内SEを目指すことをおススメします。

仕事の環境は年収以上に大事なことですので、しっかり調査し納得した上で希望の会社に就職、転職をしてください。

-転職
-,